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日々感じたことをメモ書き

「理由は直感です。」という回答に対して思うこと

考えたこと

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先日、ある会社の説明会に参加してきた。

そこで質疑応答の時間にある人(Aさん)が現場で働く社員(社員B)に以下のような質問をした。

 

 

Aさん 「◯◯に入社しようと思った最も大きな決め手は何だったのですか?」

社員B 「ん〜、色々理由はあるんだけど、やっぱり直感でここで働きたいと思ったからかな!」

 

この回答を聞いていて思ったことがある。

直感という言葉は"何も考える努力をしない"、すごく便利な言葉だな〜と。

 

自分も「理由は直感です」とよく回答していた。

 

インターンの面接では人事の方から必ず「どうしてうちを希望したの?」と聞かれる。

 

その度にぼくは

「今やっている事業や他にも色々な面から魅力を感じたのはもちろんなんですけれど、1番の理由は直感でここで働いてみたいと思ったからです!」

と自分の直感を理由に答えていた。

 

 

ぼくは直感を大事にしている。

第一印象だけで理由は分からないけれど、これ良い!と思ったことはすぐに行動してしまうタイプ。

 

例えば、海外を1人で旅していると何もかも自分であらゆることを選択しなければならない。

  • 今日はどこでご飯を食べようか➔あのお店の雰囲気良さそうだからそこで食べよう。
  • どっちの道に進んでみようか➔こっちの道のほうがおもしろそうだからこっちの道に進もう。

 

最初に感じた直感で行動すると、良いことが起きたりする場合がほとんど。

だから自分の直感を信じているし大事にしている。

 

 

だけど直感は直感でも、もっと掘り下げたら必ず理由があると思う。

直感という言葉がすごく便利だと感じる理由はこれ。

 

確かに何かを見た時、何かに出会った時に自分の中でビビッと来るものがある。頭でどうこう考えるより感覚的にビビッと来るもの。これをみんな直感と呼ぶのだろう。

 

でもこの感覚的にビビッと来る直感を深く考えてみると、どうして自分がそのように感じたのかという理由は必ずある、と最近考える。

  

先ほど用いた発言を例にして、自分が直感で働いてみたいと思うようになった要素を考えてみる。

 

「今やっている事業や他にも色々な面から魅力を感じたのはもちろんなんですけれど、1番の理由は直感でここで働いてみたいと思ったからです!」

 

  1. WEBサービスのUI(見た目)がとても良い。
  2. 会社を立ち上げた理由、背景
  3. 運営しているサービス、事業にたいする考え方、これからの可能性など
  4. オフィスのかっこよさ
  5. 働いている社員の姿勢、価値観

 

今思えば、自分が働いてみたいと思った理由は多くの要素から成り立っているのに、それを直感という言葉を一括りにして理由としていた。

これはあまりにも適当すぎる回答だと今になって気づく。

 

 

そして会社説明会で思ったこと

ここでようやく冒頭で紹介した社員の発言した内容に戻ってみる。

社員B 「ん〜、色々理由はあるんだけど、やっぱり直感でここで働きたいと思ったからかな!」

 

この回答を聞いて「かっこつけて直感を理由にするなよ、もっと明確な理由があるだろ」と思った。

 

この社員Bは内定をもらうまでに5回ほど面接していて、それまでに多くの現場で働く人と話しをする機会があったはず。面接を重ねていく内に、現場で働く社員の価値観や姿勢に惹かれて、こういった人達となら一緒に働いてみたいと感じたりするだろう。

 

僕ら学生はそういった部分の詳しい話を聞きたいのに、「理由は直感です」とあっさり答えられては「何それ」と思ってしまう。

 

だから「理由は直感です」という回答は何も考える努力をしない、投げやりな態度と感じる。もちろん以前の自分に対しても。

 

 

直感というのは言葉でうまく表現できない。だから便利だと思う。

 

直感と言うとあたかも感覚的な部分に頼りすぎていて理由なんか存在しないと思いがち。でもどうして自分はそのように感じたのかと深く考えてみれば、なんとなくあらゆる要素が重なりあった結果が直感になっていることに気がつく。

 

ただうまく言葉に表現できないだけ。だから直感という言葉はすごく便利だと思う。

 

僕はどんな直感にも理由は存在していると思うようになってから、「理由は分からないんですけれど、直感で決めました。」といった回答はしなくなったし、以前より深く考えるようになった。

 

何事も思考停止にならないように意識しよう。

 

 

 

おわり