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日々感じたことをメモ書き

【読書メモ】「たのしごとデザイン論」を読んでみた

「たのしごとデザイン論」を読んで、個人的に書き留めておきたいことをメモした。

抽象はぼんやりしたことではない

抽象の正しい意味は「対象から、ある要素や性質だけを抽出する」こと。そして、抽象化されたものは、表現からその核が取り出されたものである。

街中で目にする、自分が格好良い・素敵だなと感じるものを言語化することが抽象化の過程である。抽象化の訓練はデザインスキルにつながる。

 

ロゴの本当の意味

今まで本来のロゴの意味を知らずに、街で目にするほとんどのマークをロゴだと思っていた。

ロゴというのは「ロゴタイプ」を略したもので、図案、象徴化された文字列のことです。文字でない絵記号はロゴではない

 

アイデアは0から生まれない

「垂直思考」は一つのテーマに対して深くまで考えていくこと。

「水平思考」は様々な視点からテーマを変えて考えていくこと。

「水平思考」の活用方法

  1. 逆転
    思いついたテーマに関する特徴の逆を考えること。逆を考えることで自分の固定観念に気づける。
  2. 視点変換
    あるテーマについて、普段とは別の視点で評価してみること。

    色鉛筆の評価軸を色ではなく「匂い」にしてみます。視点変換(色→匂い)を使えば「それぞれの色の匂いがする色鉛筆」という商品が生まれるかもしれません。 

  3.  連結
    テーマと他のものを結びつけることで、新しいものを作るやり方。アイデア出しで最も有効な方法の一つ。
    連結には二つの方法がある。一つ目は「連想法」で、ある言葉から連想されるものを線で結びつけて書いていくというのがある。マインドマップと呼ばれるものにあたる。二つ目は「ランダム抽出」で、例としてあらゆる刺激を得るために外に出かけて、思いがけないアイデアを得る方法である。外部からの絶え間ない刺激がやってくる環境に身を置くというのが大切。

 

遊びをつくろう

新人のころは地味な仕事をすることが多いかもしれないが、そういった仕事の時こそ「遊ぶ」という感覚を大切にしたい。「チラシの裏は新人デザイナーの遊び場だ」という言葉が印象的だ。毎日家にチラシが投函されるので意識して手にとって見てみよう。

僕の考える「遊ぶ」とは、「仕事に没頭し、自発的に知識欲や好奇心、考える意欲を働かせる」ことを意味します。「遊ぶ」ことは、自分のアイデアを使って「より良くする」ことでもあります。

 

仕事を楽しむ

仕事を楽しむ上で大切な二つのこと。

  1. 真面目なことと楽しいことは両立すること
  2. 楽しさのほとんどは環境に依らない

つまりは、自分の力でなんとかこの仕事を面白いものにしてやろう、という意欲を持つことが大切なのである。

ストレスを減らし、楽しく仕事をするには

ここの部分すごく共感した。ストレスの原因を一つ一つ丁寧に言語化して紐解いていくと、自分はこんなにも些細なことで頭を悩ましていたのかと気付ける。その瞬間、吹っ切れて気持ちも楽になることが多い。

僕は、社会でストレスに直面したとき、「なぜ今ストレスに感じているのだろう?」「仮にこうだったらどうなっていただろう?」など、頭の中で自分と対話するように、常に言葉で考えるくせがあります。そして、言語的に考えることが、ものごとをより冷静に見られるようになり、結果ストレスを減らすことにも気づきました。だから僕は言葉が好きで、言葉の力を信じています。

 

「たのしごとデザイン論」を読んだ感想

たのしごとデザイン論

たのしごとデザイン論

 

平易な文章で書かれていて、とてもサクサク読めた。デザイナーとして働き始め、もう半年になろうとしているが、先輩から仕事に取り組む姿勢や研修で教わったことを忘れかけていたので、このタイミングで振り返ることができて良かった。